宮崎キヤノンは、ものづくりの基本はひとづくり、人こそが財産と考えています。
社員が日々健康で、生産性や働きがいの向上に取組み、組織の活性化や企業の持続的な成長を目指していきます。
健康への取り組みについて
- 社員の健康に向けた取り組み
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宮崎キヤノンでは、「健康第一主義」「三自の精神」の行動指針に基づき「健康経営ダントツ宣言」を令和2年に社長メッセージとして発信しました。
「健康三自の精神」と「健康8箇条」を軸に、健康経営を会社全体で取り組むことを社員全員で実践しています。
2021年、2022年には、経済産業省の健康経営優良法人(大規模法人部門)に認定され、2023年3月8日健康経営優良法人ホワイト500に認定されました。 - 健康経営ダントツ宣言
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キヤノングループNo.1の健康経営を目指すことで、生産性の向上につながり、社員が「健康で働ける幸せ」を実感できるだけでなく、社員の家族や協力会社、地域社会の皆様の健康に寄与できる会社にすることを宣言します。
- 健康経営推進体制
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宮崎キヤノンの健康経営推進体制は、健康づくり責任者を経営トップの会長とし、産業医・産業保健スタッフと人事部・九州キヤノン労働組合が連携して健康経営を推進しています。
安全衛生委員会にて労働組合と健康課題について話し合います。決定した内容を、各職場の職場安全衛生委員や健康推進委員が健康保持増進責任者である各職場部課長と連携して活動を実施しています。
会社と健康保険組合では、定期的な連絡会を通じ社員の健康支援に向けて協議し、様々な健康支援活動に取組んでいます。
また、経営戦略委員会で健康課題について話し合い、会社の健康増進のための施策を検討しています。
- 「健康経営優良法人ホワイト500」に認定されました
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2024年3月11日、宮崎キヤノンは、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門(ホワイト500)」に2年続けて認定されました。
「健康経営優良法人」は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。特に、ホワイト500は上位500社に入った企業に与えられる名誉ある称号です。
今年も宮崎キヤノン・大分キヤノン・長崎キヤノンの3社で認定に向けて取り組んだ結果、厳しい認定基準に合格し、宮崎・大分・長崎キヤノンの3社全てがホワイト500の認定を受けることができました。
- 健康経営戦略マップ
健康経営の更なる進化を通じ「従業員の健康度向上によるパフォーマンス向上」を目指します。
- 「健康経営優良法人ホワイト500」に認定されました
- ねらいと成果
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目指しているのは“健康リテラシーの高い社員を増やす”ことです。
2020年と比較すると受療者一人当たりの医療費は減少しており、健康リテラシーの高まりによって早期の受診が促進され、その結果重症化が防げている様子が伺えます。
また、健康診断での意識や生活習慣の調査では一定の改善が見られ、喫煙率等が着実に低下し生活習慣の改善がみられています。
今後は、生産性やプレゼンティーイズムに関する調査を実施し、成果を検証していく予定です。
- 健康経営の効果分析データ
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■ 1人当たり医療費の経年データ
- 宮崎キヤノンの健康課題
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従業員の平均年齢が上昇する中、健康課題を下記のように捉えています。
- 今後の取組み
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健康課題解決に向け、下記項目に重点をおき、今後も活動に取組んでいきます。
【生活習慣病対策】
・生活習慣病重症ハイリスク者へのフォロー強化
・若年層(30代)からの生活習慣病予防
・各職場における健康推進活動の展開
・個別禁煙支援の強化
【心の健康づくり】
・管理職/一般職向けのメンタルヘルス研修の強化
・ストレスチェック集団分析結果の活用
- 指標
- プレゼンティーイズム(健康問題による出勤時のパフォーマンス低下)
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何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し体調不良があるまま働いている状態です。
プレゼンティーズムによって、見えない労働損失・労働生産性の低下による経済的損失の発生状況の指標として捉えています。
- アブセンティーイズム(健康問題による仕事の欠勤)
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心身の不調により、遅刻・早退、欠勤や休職など、業務自体が行えない状態を指します。
労働生産性の損失の指標として捉えています。
- ワークエンゲイジメント(仕事を通じて活き活きとした状態)
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健康な職場では、仕事へのやりがいを感じ、仕事を通じて活き活きとした状態となるなど、ワークエンゲイジメントが高まります。
職場の上司・同僚等の人間関係の円滑さや、組織全体としてのマネジメント指標 として重要な指標と捉えています。
具体的な取り組み
- 生活習慣病予防
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社員の健康増進・健康風土づくりを目的とし、様々なイベントに取組んでいます。
- ・ ダントツからだプロジェクト
労働組合と協同し、外部運動指導士を招いた、「運動教室の開催」「体組成計測定会」等、社員の運動習慣のきっかけづくりに取組んでいます。
- ・ ヘルシーメニュー提供・野菜キャンペーン
社員食堂では管理栄養士による、健康に配慮した「ヘルシーメニュー」を提供しています。
また、食堂業者と協力し1日350g以上の摂取を目標とした「野菜キャンペーン」を定期的に開催しています。
月に1度、食堂業者と社内担当者で会議を行い、社員への安全・健康な食事提供に向けてミーティングを行っています。
野菜をふんだんに取り入れた、小鉢メニューの提供など、社員より大変好評です。
- 従業員のヘルスリテラシー
社員一人ひとりが正しい知識を持ち、健康課題に向き合うため、様々な取組みを行っています。
- ・ 歩活(あるかつ)
職場でのコミュニケーション促進・「歩く」習慣の提供プログラムとして、キヤノ ン健康保険組合が主催元となった、スマホアプリと歩数計を連動したウォーキングイベント「歩活(あるかつ)」を、春と秋に実施しています。
社内チーム対抗戦を開催し、上位3チームには賞品贈呈をおこない社員同士でコミュニケーションを図る機会としています。
- ・ 特定保健指導・30代保健指導
40代以上に対しては、社外保健指導スタッフを招き、継続的な保健指導を実施しています。
30代に対しては、生活習慣改善への気づきを早期に行うことを目的とし、 産業保健スタッフによる体重表の提出・専門アドバイス等、継続的な保健指導を実施しています。
- 禁煙推進
宮崎キヤノンでは、2019年より敷地内全面禁煙を実施しています。
キヤノン健康保険組合より、オンライン禁煙プログラムを提供する等、禁煙推進を目的とした取組を行っています。
2023年には、安全衛生委員会で禁煙対策について検討し、喫煙者対象の禁煙セミナーを実施しました。
- メンタルヘルスケア(こころの健康づくり)
産業医による、管理職・リーダー職研修の開催を通じ、職場におけるメンタルヘルスの早期発見・未然予防に取組んでいます。
休職者ケアでは、円滑な職場復帰に向け、産業医・看護職・人事担当者・職場上司と連携し、復職支援プログラムを整備・推進しています。
今後の取組み・課題として、社員自身のメンタルヘルスケア能力の向上を図ることができる、社員育成を目指しています。
メンタルヘルス支援活動の展開
- 治療と仕事の両立支援
誰もが病気になり、治療をしながら仕事を続ける可能性があることから、当社の産業保健スタッフが「両立支援コーディネーター」資格を取得し全従業員を対象に治療と仕事の両立支援へ尽力しています
- 治療と就労の両立支援ハンドブック
2023年1月、治療と就労の両立支援ハンドブックを作成しました。
社内HPで社員がいつでも見ることができるようにしています。
- スポーツエールカンパニー
2024年1月23日、宮崎キヤノンはスポーツ庁が認めるスポーツエールカンパニーに3年連続で認定されました。
「スポーツエールカンパニー2024」は、従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業をスポーツ庁が認定する制度です。
スポーツを楽しむ社員が増え、健康的で活き活きとした毎日が送れることを目指して、宮崎キヤノンはスポーツ実施率の向上に取り組んでいます。
- がん対策
2022年4月16日、宮崎キヤノンは、厚生労働省が実施する「がん対策推進企業アクション」の推進パートナー企業に登録されました。
がん検診予約会の開催や職場健康推進委員へ教育を行ない、社員のがんの早期発見・予防に取組んでいます。
- ・ がん対策推進優良企業表彰
2024年3月1日、宮崎キヤノンはがん対策推進企業アクションにおいて「がん対策推進優良企業」として表彰されました。
がん対策推進企業アクションでは、職域におけるがん検診受診率向上を企業連携で推進していくことで、“ がん”と前向きに取り組む社会気運を醸成。企業が率先して「がん検診受診」の大切さを呼びかけることにより、受診率60%以上を目指しています。
今回、宮崎キヤノンのがん対策への取り組みが認められ、表彰を受けることができました。
- 女性に向けた健康支援
女性特有の健康課題への取組みとして、社内就業規則を下記の通り定めています。健康支援室が女性の相談窓口となり女性が働きやすい職場づくりを支援しています。
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女性の健康課題に関する施策としてセミナー/研修を開催しています。
- 地域連携推進活動
地域保健(県・市町村)と連携し、社員の健康づくり支援を推進しています。
2021年度には、地域職域連携推進委員となり、宮崎キヤノンの健康経営活動を地域・企業団体へ周知し、地域全体の健康づくりへ貢献しています。
- 感染症予防対策
感染症防止と生産性向上を目指した取組みを展開しています。
- 取引先の健康経営の支援
宮崎キヤノンは取引先へ健康経営に係るノウハウの提供、健康増進施策の共同実施を行っています。
・構内協力会社協議会での健康経営に関する勉強会の開催
・健康経営施策の情報提供
・栄養イベントの共同開催
・社内ウォーキングイベント等への参加募集
安全衛生の取組【労働災害ゼロへ向けて】
- 宮崎キヤノン安全衛生活動方針
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1.キヤノングループ労働安全衛生マネジメントシステムを着実に運用し、全社一丸となって安全衛生活動水準を高める。
2.労働安全衛生に関する以下の活動に加え、従業員から広く意見を聴取し活動を展開することで更なる労働環境の向上を目指す。
・リスクアセスメントの有効性を高め、労働災害リスクの低減、明確化を図る。また従業員へ継続的に教育や啓発、周知することで不安全行動撲滅、安全意識の向上に取り組む。
・有事の際、機能する防火防災体制強化に向けた、体制の整備、各種訓練の実施、従業員の意識高揚に取り組む。
・「快適な職場環境づくり」、「従業員の健康維持・増進」活動を通じ、自分自身や職場の心と身体の健康づくりに積極的に取り組み健康経営を推進する。
・交通安全啓発活動の更なる推進と活動の活性化を図り、重大交通事故・違反撲滅を目指す。
・感染予防対策を継続し、新型コロナウイルスのクラスター発生を未然に防ぐ。
具体的な取り組み
- OSHMSの導入による徹底した安全管理!!
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宮崎キヤノンでは2018年より、キヤノンGr.労働安全衛生マネジメントシステムを導入しています。(キヤノンGr.OSHMS)
※労働安全衛生マネジメントシステム(Occupational Safety and Health Management System=【OSHMS】)とは、 事業場の安全衛生水準の向上を図るために継続的に行う、自主的な安全衛生管理の仕組みのことをいいます。
職場・会社・グループ企業全体でPDCAサイクルを回し安全衛生体制の強化を図っています。
- リスクアセスメント
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災害が起きる前に、危険の芽を把握・評価し、優先順位をつけて安全対策を講じ、労働災害を未然に防ぎます。
- 安全衛生委員会
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月1回労使で安全/健康/交通安全/防火防災について協議し、快適な職場環境づくりに取り組んでいます。
「安全第一!!」をモットーに従業員目線での安全管理を実現し、痛ましい労働災害が絶対に発生しない労働環境づくりに取り組んでいます!
- ゼロ災リーダー研修
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労働災害を発生させないために、必要な労働衛生の知識を有した職場の管理者を育成しており、計4日間の職場の安全衛生リーダー育成研修を行っています。
交通安全の取組
- 交通安全モデル企業
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2023年9月20日(水)宮崎キヤノンは交通安全に関するすべ
ての取り組みが高く評価され、高鍋警察署より「交通安全モデ
ル企業」と承認されました。
宮崎県では初めての交通安全モデル企業であり、今後高鍋警察
署と交通事故防止に向けて協力していきます。
- 交通安全モデル企業として必要な取り組み
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・地域住民と協力した交通安全街頭指導や社員の
事故分析・対策
・手を上げて横断歩道を渡る活動の推進
・他社への交通安全情報の提供
・道路交通に関する規定の順守